しんぞうべんまくしょう
心臓弁膜症

1. 心臓弁膜症とは?

  • 心臓には、血液が効率的に送り出されて逆流しないように、大動脈弁および僧帽弁、肺動脈弁、三尖弁の4つの弁があります。
  • それぞれの弁が障害されると、弁の通過障害(狭窄症)、あるいは弁の逆流(閉鎖不全症)といった弁の機能不全が生じます。
  • こうした弁の機能不全により、血行動態に異常が生じた状態を「心臓弁膜症」と呼びます。
  • 心臓弁膜症が重症になると、心臓の働きに悪影響を及ぼして「心不全」という状態を引き起こします。