留学支援基金助成

2011年度日本循環器学会留学支援基金募集要項

趣旨:
日本循環器学会は、第72回日本循環器学会総会・学術集会(会長:松ア益コ)を記念し、海外留学する若手研究者の経済的支援を通じて、学術集会の発展、医学研究の振興を願って「留学支援基金」を設定する。

1.対象
2012年度に海外施設へ留学、将来的に日本に帰国し、循環器領域の進歩に著しい貢献が期待される研究者とする。

2.助成額:
300万円を支援金として本人宛に交付する

3.応募資格:
1) 申請時において日本循環器学会の5年以上の会員歴がある会員であり、会費を完納した満40歳未満の者(2012年4月1日時点での年齢)。
2)
留学期間は1年以上であること。
3)
2012年4月1日以降、2013年3月31日までに留学を開始すること。
※上記留学開始期間以前に出発する場合の応募は認めない。
※選考決定後、留学前に留学先を変更した場合、取消すこともあり得る。
4)
過去に本基金から助成を受けていないこと。
5)
申請時点では、本助成のみの応募とする
6) 留学に際して、他の学会および財団から同様の目的で助成を受けていないこと。
4.選考方法:
公募とし、学術集会運営委員会において書類審査を行い、必要な手続きを経て応募者に通知する。助成を受ける者は1名とし、応募は1施設からは1名とする。

5.応募方法:
以下の5点の書類を作成し、全書類を原本1部とコピー10部を各セットにして、日本循環器学会事務局に送付すること。なお、応募書類は返却しない。
※所定用紙は下記からダウンロードしてください。

(1) 履歴書(所定用紙)
(2) 申請書(所定用紙)
(3) 推薦書(国内所属機関の責任者より推薦理由の記載を要する)
(4) 過去5年の英文論文業績目録
(5) 先方の留学機関からの留学承諾書(Letter等)のコピー


6.締切:
2011年7月29日(金)(期日厳守、必着)
※書類が完備していない場合申請書を受理できません。提出の際は十分にご確認ください。


7.対象者の公表:
2011年11月下旬に応募者に結果を通知する。また、対象者の氏名、年齢、所属、研究テーマを当ホームページに公表する。


8.成果の報告:
1) 留学期間終了後3ヵ月以内に報告書を日本循環器学会に提出する。
2) 留学期間終了後の年次学術集会時において留学成果の発表を行う。
3) 留学期間中の研修に関して論文等に公表する場合は「日本循環器学会留学支援基金」の助成による旨を書き添えること。



2009年度採択者:
田中孔明(新潟大学医学部第一内科)
「不全心筋リモデリング発症を規定する炎症反応・線維化反応前段階の解明・制御」
河野隆志(慶應義塾大学医学部循環器内科)
「血管傷害におけるhigh-mobility group box 1 protein の役割」

2010年度採択者:
中島康弘(京都大学大学院医学研究科循環器内科学)
「心房前駆細胞の発生学的・細胞学的解析による心房細動発症機構の解明」